2011年07月18日

東京の近郊でセシウムの放射能52,547ベクレル

福島原発から
135マイル(1マイル=1.6 km: 216km)
以上離れた東京の郊外から採取された土のサンプルからセシウムの放射能が
52,547 Bq/Kg
測定されました。 この場所は、日本の東京の近郊にある柏市と言う所で、福島からは135マイル以上離れていますが、実は、日本の読者がその柏市から採取した土の放射能測定検査を民間の研究所に依頼して得た放射性物質の測定結果のコピーを私に送ってくれたのです。 Google-Maps-Kashiwa-Japan-To-Tokyo-Japan.jpg 52547-Bq-per-Kg-Cesium-Radiation-Found-In-Soil-On-Outskirts-of-Tokyo.jpg その結果をみると、一キロ当たり、52,547ベクレルのセシウムの放射能がその土のサンプルから検出されています。 具体的には、セシウム134が
23,663 Bq/Kg
、そして、セシウム137が
28,884 Bq/Kg
測定されました。 以下がその研究所からの測定結果のコピー Kashiwa-Japan-Nuclear-Radiation-Soil-Sample-551x1024.jpg
●読者からのメールの引用…… 私は福島から220km離れた柏市にすんでいます。私が柏市の土の放射能物質の測定を専門的にみてもらったのは、セシウム134、137、そして、ヨウ素131だけです。これ以外の危険な放射性物質、例えば、プルトニウム、ストロンチウム、テルリウム、カリウムなど、これらは全て福島原発の爆発で放出された物質なのですが、これらの物質の検査をしてくれるところは、日本の研究所ではどこもありませんでした。この結果には、ぞっとさせられます。更に、恐ろしく感じるのは、その土のサンプルが普段子供たちがよく歩く、また、放射性物質が堆積していく場所とは違う道路の脇の所からとられたものだということです。検査をしてくれた研究所の名前は、Jon-in-Japanと言います。
■この検査結果を全体の流れの中で解釈 チェルノブイリの原発事故が起きたときの、ある地域を永久デッドゾーン(死の区域、人や動物が永久に一切住めない場所)に指定する場合と、強制避難区域に指定する場合との閾値は、
500,000 Bq/kg
になります。 この値は土から採取された値としては、かけ離れた最高の値ではありますが、それでもなお、この土のサンプルが採取された場所の放射能の値が、チェルノブイリの「死のゾーン」の閾値の
約1/10
になるのです。
米国カリフォルニア州のバークレー大学で働く原子力科学者達によると…… バークレー大学の原子力の科学者達は、独自の放射能のテストを米国内で行っていますが、その彼等も、また、放射性物質は広範囲の観葉植物にその周辺の地面よりも5〜6倍の濃度で堆積していく事を指摘していました。と言うことは、これはこの土のサンプルがあった場所の草やそのほかの植物などには、放射能汚染が最高、
250,000 Bq/Kg
まである可能性があります。
そして、この値は、チェルノブイリの「死のゾーン」の判定閾値の約半分以上にまで近づいてきています。 この土のサンプルの測定値は、国際的放射能廃棄物の制限値、
2000 Bq/Kg
の約26倍になります。
日本政府は暫定的基準値を設定 もちろん、日本は、福島の緊急事態に対処するための閾値を完全に無視し、
8,000 Bq/Kg
と言う暫定的な制限値
を設定しました。このような高い値の元では、放射能廃棄物を適切に廃棄処分するのに通常必要とされる事前注意を全く行わずに放射能汚染物質を埋める事も有り得ます。そして、この土のサンプルはその暫定的制限値の約7倍もあります。 日本政府が発表している公的な放射性降下物の測定結果と比較すると、このページの地図からわかるとおり、この測定結果は、福島原発の北西の範囲の中で一番高い値を示しています。 原発事故後の風の動きは、ほとんどの場合、福島から北西に向かうもの、北に向かう風、そして、太平洋に向かって北東にふく風でした。この風向きのおかげで、東京周辺は、まだ安全な場所としてみられていました。しかし、この東京の近郊から採取された土のサンプルの測定結果の高さは、今の状況が遥かに恐ろしい事態になってしまっている事を表しています。何故なら、その放射能レベルが永久的「死のゾーン」のレベルに近づいてきているからです。 また、この東京近郊の汚染レベルは、日本政府から公的に公開されてきたこの地域の放射能テストと矛盾しています。政府のテストはこれまでのところ、下水口を除いては何も「心配すべきレベル」はありません。 民間による検査の方が、政府が公認したり、発表するものよりも、遥かに高い放射能レベルを示していることは、強調しておくべき点です。このページに掲載されているYouTubeのビデオをみると、高い汚染レベルが、東京では地面から近い所で計測されているのがわかります。政府は地面から十分に離れた位置で検査を行っていて、そのため、放射能レベルは安全なレベルだと断言していますが、しかし、そこに住んでいる人達は、実は、地面のレベルではかなりのレベルの放射能を浴びています。 また、このサンプルの検査の結果が政府の報告している数値と矛盾しているのは驚くべきことではありません。と言うのは、日本の公務員は学校の生徒に、プールにたまった土は放射能からは安全だと主張して、強制的に学校のプールの土の掃除を生徒たちにさせていたのです。しかし、公務員たちは、プールのある場所はチェルノブイリの強制退去の閾値を大幅に上回る測定結果により、ホットスポットとして認定されたところであったことを十分に把握していたのです。 追記:研究室の検査結果はスライドショーに添付してあります。また、こちらからも研究所の測定結果のフルサイズの画像を見る事が出来ます。
東京郊外の放射能の研究所での測定結果・・・ショッキングです。 Tokyo Metro Radiation Lab Results Shocking! - 13-07-2011
posted by ふーもあ at 21:48| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 原子力発電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月05日

東電が三号炉内を撮影、使用済み燃料一束しかなかった!

東電が三号炉内を撮影、使用済み燃料が一束しかなかった! 東京電力が三号炉内にロボットを使って入り、撮影したときのこと、使用済み燃料プールにたくさんあるはずの燃料のうち、一本のハンドルの部分しかありませんでした。 image-20110705122132.png image-20110705122138.png これをみたガンダーセンさんは、下のビデオで残りの全ての使用済み燃料は爆発して吹き飛んでいたと言う点についてはなしています。 しかし、ここで疑問に残るのは、最初からそこには使用済み燃料はなかった可能性は無いのか? と言うことです。 どちらが正しいとは今のところ断定は出来ませんが、例えば地震が起きる前にある程度地震が起きることを知らされていて、使用済み燃料プールの燃料を違う場所に移動させた……と言うことも考えられます。 その場合は、三号機の爆発は何かの爆弾を使って起こした可能性があると思いますが。 そうでなければ、再臨界に達して爆発となるのでしょう。 ガンダーセンさんのお話 福島第一、核爆発 クリストファー・バスビー教授は、「三号機の爆発は再臨界が起きていたと信じています。しかし、キセノン同位体の割合についての測定値のデータの公開を待たなくては、何ともいえません。 原子力エネルギー発電所でも核爆発が起き得る証拠として、チェルノブイリ原発事故の爆発は水素爆発が原因ではなく、原子力エネルギーの放出によるものだったということを、バスビー教授は述べています。 この重要な調査結果は、Pure and Applied Geophysicsが出している新聞に掲載されました。 See: http://www.youtube.com/watch?v=B9lv5foUItM Dr Busby on Chernobyl and Fukushima Unit 3
posted by ふーもあ at 12:20| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 原子力発電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月02日

福島第一原発の汚染水はどうなるか?

政府・東電による福島第一原発事故処理の工程表では、七月中旬までに原子炉の安定冷却を行うらしいが、実は東電幹部の中で福島第一原発の復旧作業に当たっている現場の作業員の一人が、メルトダウンした原子炉の処理が、「どうして一ヶ月で循環冷却するって?どうしてできるのって思う。……どうやったら一ヶ月で出来るのか、わからないよ」と言うような感想を実は漏らしていたらしい。 実際に作業にあたっている人達が、この事態をどの様に受け止めているのか? 問題@夏場の作業員の労働時間を制限する?そうすると、人海戦術で対処しないといけないが、そんな余分の人員はいない。 問題A1~3号機の原子炉建屋の放射線量は非常に高いのに、被爆管理をするらしい。しかし、そのためには人員を増やさないといけないが、どこに余分な人員がいるのか? 原子炉内の冷却に関しては、東電はメルトダウンした燃料の今の状態を恐らく把握していないだろうし、冷却するルートもこれから検討するような状況でどうやって七月中旬までに原子炉の安定冷却が行えるようになるのだろうか? そしてメルトダウンした核燃料を冷やすために今まで注水してきた大量の水が非常に高濃度の汚染水になっていると思うが、この水が海に捨てられ、地盤の中に染み込み、地下水の汚染が進み、海の生物が被爆して、福島は人が住める場所では無くなる、というかもう住めない場所になってしまっている。 福島の高濃度の汚染水がある場所には人が近寄る事も出来ない。 ここで最新のニュース 循環注水冷却システム安定せず 福島原発、汚染水浄化は中断
記事掲載元はこちら  東京電力は30日、福島第1原子力発電所の「循環注水冷却」システムで、原子炉への注水は継続しているが、汚染水の浄化処理は中断していると発表した。トラブルが相次ぎ、運転稼働率(汚染水の処理量)は55%と低迷。計画では90%超を維持し汚染水を減らす予定だったが、不安定な状態が続いている。一方、5、6号機にたまっていた比較的低濃度の汚染水を同日にもメガフロート(大型浮体式海洋構造物)に移送する。  循環注水冷却のシステムは放射性物質や油分などを除く浄化部分と、浄化した処理水をタンクにためて原子炉に入れる注水部分で構成する。27日に稼働したが、配管をはじめ、処理水の貯蔵タンクで漏水が見つかり、東電は稼働を止めた。  部品交換などにより29日夜には再稼働したが、放射性物質の吸着部品の交換と淡水化タンクの増設に伴い、浄化部分を止めている。  注水作業はタンクにためた処理水2700トンを使い、毎時14トンを注入している。  循環注水冷却は、汚染水を減らしながら原子炉に注入する冷却水の量を増やせるため、安定した冷却を目指す工程表の早期実現に欠かせない。  また、東電は放射性物質の量は少ないものの海に漏れ出す可能性がある5、6号機の低濃度汚染水を30日にもメガフロートに移送する。メガフロートは静岡県が提供した。
東電は高濃度の汚染水を浄化する浄化処理システムを急ピッチで建設するつもりだが、その肝心の浄化システムが期待どうりの性能を発揮してくれるのか怪しくなってきたらしい。 週間現代の7/9号には、福島原発で優秀な技術者として現役でリーダーとして働いている人がTwitterで呟いている内容を紹介している。 ◉彼の6/22の呟きから……(※ 呟き部分は《  …( T_T)\(^-^ )……》括弧でくくっています。)
《汚染処理能力が1/100だって、有り得ない!……こりゃ皆被爆して本当に作業員がいなくなっちゃうぞ!》 《汚染水を溜めているプロセス建屋(集中廃棄物処理施設の一つ)の地下は津波で地下一階の上部まで海水が溜まっていた所で、おいら達が止水工事した時も床は海砂と流れてきた機材、ケーブル、照明、靴など、あと魚のボラが数えきれないくらいあった。》 《それを片付ける時間も与えられず突貫工事で(浄化システムの設置を)終わらせた。そんな場所から汲み上げ移送するのだからゴミはポンプに詰まるしフィルターは直ぐに詰まっておかしくない》(6/18) 東電はシステムの本格的稼働が遅れると発表したが、これについて、 《サイトバンカー(線量の高い放射性個体廃棄物を保管する施設)地下に移設しても(汚染水が溢れるまでの)リミットは多分7/4位で、雨が降ると早くなるはず。》(6/22) 米国カリフォルニア州に本社を置くキュリオン社の代表に話を聞くと、「東電からはセシウムの濃度を1/1000以下にするよう要請を受けているが、我々のシステムはその要請以下の濃度にまで減らす事が出来る。(途中省略)」と、述べています。 使う側の習熟度の問題と言う回答もキュリオン社の人はしていたようですが、 多分建屋内の水位だと思うんですが、 6/22、07:00、 トレンチの水位
posted by ふーもあ at 01:22| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 原子力発電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする