福島原発の事故のあと、ドイツは脱原発を実行に移した。しかし、菅首相は、単に目立つためだけにパフォーマンスで脱原発を口にしたあと総理の職を辞めてしまった。
これでは、何の意味も無いでは無いか?
高い放射性ヨウ素がまた検出8月
ヨウ素の急増について(速報)
岩手県奥州市、東京都の一部などで高い放射性ヨウ素が検出されて
8月上旬から中旬にかけて福島原発から排出されたものと考えられ、当然、原発側は把握していると思いますが、情報は公開されておりません。
今のところ、検出値は低い(1キロあたり3000ベクレル以下) ので、
急な行動は不要ですが、このことについて政府、東電、マスコミが黙っていることに注意をしなければなりまん。
記事掲載元:
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110909/dms1109091222007-n1.htm
東京で大異変…ヨウ素が急上昇!何が起きているのか
2011.09.09
福島第1原発から約180キロ離れた岩手県奥州市で、同市が管理する前沢下水浄化センターの汚泥から、食品の暫定基準値を大きく上回る高濃度の放射性物質「ヨウ素131」が検出されていたことが9日、分かった。ヨウ素131はウランの核分裂で生まれ、半減期が8日と短いことから、検出日の直前に何かが起きた可能性があり、動揺が広がっている。
奥州市下水道課によると、7月から8月11日まで汚泥採取を計5回行い、5回ともヨウ素131は「不検出」だった。だが、8月25日の採取分で、2300ベクレルを検出。31日は590ベクレル、9月6日も480ベクレルを検出した。厚生労働省が示す食品、飲用水などの暫定規制値は、乳児で1キロ当たり100ベクレル、成人は2000ベクレルで、それをはるかに超える数値が出たことになる。
同市下水道課では「原発関係とは思いますが、原因は分かりません。いまは数値が下がるのを待つしかない状況です。市民から不安の声も寄せられ、取り急ぎ、肥料原料の出荷をストップし、最新の調査結果を待っています」と話す。次回は12日に採取し、14〜15日に結果を公表するという。
実は、同原発から200キロ以上離れた東京都でも数値が急上昇した。8月15日〜16日にかけて、各地の下水処理施設で採取された汚泥に含まれるヨウ素131の濃度が上がり、東部スラッジプラント(江東区新砂)や清瀬水再生センター(清瀬市下宿)では150ベクレルを記録した。直近では不検出か微量の検出にとどまっていた。
都下水道局では「原因は分からない。2週に1回のペースで調査を続けており、数値の推移を注視している」(広報サービス課)。8月下旬に採取した汚泥の調査結果は、9月9日に公表するという。
原発事故から半年近くたったいま、なぜこのような現象が起きたのか。元立正大学長で水環境科学が専門の高村弘毅氏は「ヨウ素131はウラン235の核分裂反応で生じ、半減期が短い。それが検出されたということは、その時期に新たに生成されたと考えるのが自然」と説明する。
福島第1原発から排出された放射性物質が、ピンポイントで降り注いだ可能性も「ゼロではない」としながらも、「そうした事実が東電から発表されていない以上、明確な説明はつかない」と語る。
夕刊フジの取材に対し、東京電力では「(原発敷地内の)モニタリングポストの値が排出限界値を超えた記録はなく、新たに放射性物質を排出した事実はありません」(広報部)とコメントしている。
【ヨウ素131】ウランの核分裂で生成され、半減期は約8日。ヨウ素133(半減期約20時間)とともに原子力発電所の事故でもっとも注目される放射性物質。甲状腺に集まる特徴があるため、甲状腺がんなどを引き起こしやすい。チェルノブイリ原子力発電所の爆発事故では大気中に大量に放出され、幼児に甲状腺がんなどの機能障害を発生させた。 |
これ以上、子供達を傷つけなためにも、福島の原発の終息と、原発の全国的な廃炉、そして、汚染された地区の除染作業の実施などは非常に重要です。
日本の政治は何とかなりませんかね………
そして、更に……
岩手県奥州市の脱水汚泥からI-131(ヨウ素131)が検出
記事掲載元:
http://merx.me/archives/11720
記事投稿日:9/7
[岩手県奥州市-汚泥の検査結果]
岩手県の奥州市が公表している、市が管理している前沢下水浄化センターから発生する汚泥等の、放射性物質濃度測定結果によると、8月下旬からI-131(ヨウ素131)が2,300ベクレル/kg(採取日8月25日)、590ベクレル(採取日8月31日)、480ベクレル/kg(9月6日)検出されている。
原発事故から半年経過したこの時期に、福島第一発原子力電所から190km離れた岩手県奥州市で、半減期が約8日と短いI-131が検出されていることに驚かされる。 |
新潟県の調査結果
http://www.city.niigata.jp/info/geki/attention/chousakekka.html
長野県の調査結果
http://www.city.niigata.jp/info/geki/attention/chousakekka.html
都内の降下物の放射性物質の測定結果
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/mon_fallout_data.html
都内の大気中の降下物の放射性物質の測定結果を見ても、新たに放射性物質が雨に混じって降って来たと言うのは見られませんので、様子を見なくてはいけません。
また、今土壌汚染が問題になっていますが、政府は一般企業や研究所などが土壌汚染の放射能を除去する方法を開発したら、その技術の信頼度や除去能力を確認し、実際に使用してその効果を期待できると判断した場合、除去作業を汚染が確認された地域で行うべきだと思います。
セシウム汚染:粘土で土壌から除去 東北大教授が開発
東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムで汚染された土壌について、土壌中の粘土にセシウムを吸着させて除去する方法を開発したと、石井慶造東北大教授が6日、国の原子力委員会で紹介した。汚染土壌対策として表土を取り除く方法が効果的とされているが、今回の方法を使うと放射性廃棄物の量を減らせるという。
石井教授は、粘土はセシウムを吸着しやすく、いったん吸着するとセシウムは水に溶け出しにくい性質に着目。まず汚染土壌の中で細かい砂などに付着しているセシウムを洗い落とすため、土壌を水で3回洗浄。放射線量は約4%に低下した。
洗浄後の水を放置し、沈殿した粘土だけを取り出して放射性廃棄物として処理する。体積は汚染土壌の約8%に減少し、乾燥させればさらに減らせるという。上澄みに放射性物質は含まれていなかった。
宮城県丸森町で汚染土壌を使った実験も成功しており、石井教授は、今後は線量が非常に高い土壌の除染や、粘土を放射性と非放射性に分離する手法の開発に取り組むとしている。
毎日新聞 2011年9月7日 10時17分 |
posted by ふーもあ at 16:15| 埼玉 ☔|
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原子力発電
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